古典ギリシア語〜中間テスト勉強用プログラム〜

昨日は古代ギリシア語の中間テストを大きなミスなく終えましたー


え?ギリシア語何に使うの???


そうですよねー


ICUで古典ギリシア語の授業は第二外国語ではなく文学部メジャーの基礎科目として開講されています。実際、古典ギリシア語の授業は「ソクラテスの弁明」といった資料を原文で読み研究したり、この授業に続くラテン語などを勉強したりするためにあり、文学部は使うのだと思います。


この授業をとっている理由をよく聞かれるのでこう↑答えるのですが、

なんだかんだ「面白そうだったから」の9文字です。



ギリシア語はやっぱり言語ということもあり、そこそこ暗記ものがあります。

そして手強いのは、各名詞、形容詞、動詞にある程度規則性のある変化があることです。

例えば名詞だとこんな感じです。

名刺は性・数・格によって変化、動詞は数・何人称かで変化など色々

まずはこれらを覚えないことには何もできないので、今回の中間テストは主に変化表を覚えて来ることでした。


変化表の順番じゃなくてランダムに問題解きたい...けど紙に書いて自問自答はめんどくさい。

だからと言って誰かに問題を出してもらおうにも、ギリシア文字を読める人が周りにいない。

というわけで、プログラムに問題をランダム生成してもらいました!

プログラムを書くのに時間をかけすぎてギリシア語を勉強する時間がなくならないように、40分の時間制限を設けて...


完成まで2時間。笑

時間もないのでとてもシンプルにしましたが!

擬似乱数には少し凝りました。

擬似乱数randを使ってやってみたのですが、ある規則性に基づいてランダムな数字を出しているので、実行するたびに同じ順番で出てきます。

一回目

二回目

ですので、今回は初めて「メルセンヌ・ツイスタ」という擬似乱数を使ってみました。

時間によって違う数字を出してくれるので、同じパターンになることが少なくなります。


もちろん…ライブラリ使用しましたよ。

自分で作ったら何十時間もかかりそう。


初めてツールとして使える実用的なプログラムを作れたような気がします。

ICUでゴリゴリの文系から理転してプログラミングを勉強する勇者の話。

国際基督教大学(ICU)に通う2020年卒が、理転をしようと奮闘する様子を垣間見ることができるブログです。入学すれば文系と理系のどちらも(自己責任で)専攻することができるICU。高校時代「英語がそこそこできた」「数学の成績が悪かった」ので文系にしましたが、理系への憧れが捨てきれず理転します。

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